月の撮影の仕方
通常はカメラの撮影をする時、オートで撮影する人が多いですが
月の撮影の場合、マニュアルで撮影します。
マニュアルで撮影しないと月は白く写るのでマニュアル撮影で
絞りを調整しなくてはなりません。
これは月の回りは夜なので暗く、オートで撮影すると月の明かりに絞りを合わせる為に
白く写ってしまうのですね!
月の撮影はマニュアルが基本です
マニュアルモードで絞りを F8 にしてシャッタスピードを変えて撮影してみると
- 100分の1秒→模様は出ますが白いです
- 400分の1秒→このくらいかな!
- 800分の1秒→ちょっと暗い感じがします。
これは月によって変わってきます。
満月は明るいですが三日月は暗くなります。
その月によって明るさが変わるので調整をしながら何枚も撮影してみましょう!
三脚と望遠レンズは必需品
月の撮影で必需品になるのは望遠レンズと三脚です。
月までは距離があるので望遠レンズを使わないと月が小さく写ります。
望遠レンズは200mm以上は必要ですね!
望遠レンズを使いますので手持ちで撮影すると手ブレを起こして
綺麗な月は撮影できないと言う事になります。
なので三脚で固定をさせて撮影した方が綺麗な写真が出来上がります。
シャッターを押す時の注意事項
シャッターを押す時はカメラを揺らさない事が重要です。
これを防止する為にはレリーズボタンを使用するかセルフタイマーを使いましょう!
レリーズボタンとは
簡単に言うと外付けのシャッターボタンです。
レリーズボタンを使うと直接カメラを触らないので揺れる事がありません。
(※レリーズボタンはカメラの機種によって対応したものを選んでくださいね!)
レリーズボタンが無くても大丈夫です。
それはタイマーを使って撮影する方法でタイマーを2秒くらいに合わせて撮影すると良いでしょう!
月の撮影の基本データ
シャッタースピード | 250分の1秒 |
---|---|
絞り | 6.3 |
ISO感度 | 1600 |
セルフタイマー | 2秒 |
これはあくまでも基本データです。
満月・半月・三日月など月によって明るさが変わってくるのでその都度調整しましょう!
月の撮影写真
ここから月の撮影の一例として紹介します。
この写真は松の木と月を一緒に撮影したものです。
月だけの撮影も良いですが風景の中の月も魅力的ですよね!
これは半月の写真ですが、また違った雰囲気ですよね!
これは貴重な金環日食の写真です。
なかなか撮影できない瞬間ですよね!
日本で見られる月は2019年1月6日に部分日食
2030年6月1日に写真と同じ金環日食が見られると思います。
飛行機と月・・・
こんな写真を撮影する為には場所の下調べや絞りやシャッタスピードなどの
撮影データとタイミングが合わないと撮影できません。
一発勝負なので本当に貴重な写真です。
こんな写真が撮影出来たら良いですよね!